日常でパソコンを使っていると、PDFファイルを開くことが結構ありますよね。そんなPDFファイルを開くのに無料で使えるソフトがある。
それが今回ご紹介するAcrobat Reader DCである。無料ダウンロード方法や使える範囲、有料版のAcrobat Pro DCとAcrobat Standard DCの違い、そしてAcrobat Pro DCのインストール方法などをまとめています。
無料で使えるAcrobat Reader DCってなに?
Adobe Acrobat Reader DC ソフトウェアは、無料で使う事ができPDF 文書の表示・印刷・注釈付与を行えるソフトウェアとなります。
メリットとしては、Adobe Document Cloud にアクセスすることができ、さらに複数のパソコンやモバイルデバイス間での作業も可能です。また、フォーム、マルチメディアといったPDFコンテンツを開いて、操作をすることができる唯一のPDFビューアとなっています。
では、Acrobat Reader DCを使うのに無料でダウンロードするにはどうすればいいの?と思っている方もいると思いますので、ご紹介していきます。
2つありますが、1つ目はReaderのダウンロードページからダウンロード、もう一つは「Adobe Acrobat Reader を入手」というアイコンが表示された時に入手する。このどちらかになります。
《可能な操作と不可能な操作》
無料のAcrobat Reader DCでは、主に、PDFの表示、印刷、注釈の追加が可能となっています。しかし一方で、PDFの作成・PDFをOffice形式や画像形式に書き出したり、他者の編集や印刷を制限はできないようになっています。
Acrobat Standard DCとAcrobat Pro DCの違い
両方とも1つずつ見ていきましょう。
Acrobat Standard DC
Acrobat Standard DCはどんなことができるのかというと。
- PDFの作成・編集
- スキャンした文書を検索可能なPDFにする
- PDFをオフィス文書に変換
- フォーム機能やオンラインでの共有が可能
ざっとこんな感じですが、他には複数のPDFファイルをまとめたり、他の人がデータを修正したりできないようセキュリティを掛けたり、電子証明書もサポートしてくれるんです。
これだけの機能がついて料金は月に1,380 円(税別)です。※契約は年間ベース
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Acrobat Pro DC
Acrobat Pro DCはどんなことができるのかというと。
- Standardの全機能が利用可能
- スキャンした画像をワンクリックで補正・文字認識が可能
- 編集可能なPDFにする
- PDFのファイルサイズを最適化
- ⽂書に通し番号を追加
他にもここでは伝えきれないくらいの細かい使い方ができちゃいます。
料金は、なんとstandardと200円の差しかない月に1,580 円(税別)になります。
Acrobat Pro DCのダウンロードとインストール方法
Acrobat Pro DCのダウンロードは、まずは14日間無料の体験版をダウンロードすることができます。
- 公式サイトにアクセスし「ダウンロード」を選択。
- 新規でAdobe IDの取得をします。
- 取得が完了したらログインをして画面に従いダウンロードしていきます。
インストール時は、すべてのアプリケーションを終了しておきましょう。14日間の体験をした後、継続しない場合はアンインストールして完全に消去しておきましょう。
また、継続して使いたければ製品を購入しライセンス取得をしシリアル番号を取得しましょう。その後は専用のファイルからダウンロードしインストールしなおしてください。
まとめ
※Acrobat Reader DCの公式サイトはこちらになります。
ほとんどの種類のPDFを表示・検索・印刷・操作できるPDFビューアは、Acrobat Readerだけとなりますので非常に優れていますね。PDFファイルを開く機会は日常的にある方もいると思いますので、是非活用したいソフトです。
また、有料版もありますので、幅を広げたいという事であれば考えてみても良いのではないでしょうか。