IrfanViewは画像ビューアーソフト！使い方を公開

画像を見る時などに考えるのが、画像形式によっては見れない！とかそのまま編集もできたらいいのに！と思うこともあると思います。

そこで今回はIrfanViewについてご紹介していきます。IrfanViewの魅力や使い方・便利な機能、そして日本語のインストール方法などをまとめています。

IrfanViewの魅力！

赤いモモンガのようなアイコンでお馴染みの定番フリー画像ビューアーであるIrfanView（イルファンビュー）。では魅力的な部分を見ていきましょう。

IrfanViewは、何と言ってもその対応形式の多さがよいところでしょう。BMP/JPG/PNG/TGAなど基本的な画像形式の多くに標準で対応し、更に専用プラグインをインストールすることで100種類を超える画像形式、27種類のビデオ＆オーディオ形式の再生が可能です。

ビューアーでありながら、画像のトリミング、リサイズ、回転、色調補正、ネガポジ反転などの編集機能。ペンツールやテキスト挿入、消しゴム、塗り潰しなどの簡易的なペイント機能まで搭載しているので、これがあれば事が済んでしまいます。

表示速度も軽快で、同じ場所に保存された画像を次々と切り替えながら表示してもスムーズです。また、画面からはみ出すような大きな画像は自動的に画面内に収まるようにリサイズして表示してくれるので、ノーストレスで気楽に画像を見ることが可能です。

基本的にIrfanViewは、見たい画像ファイルをダブルクリックして閲覧という、シンプルな使用法がメインとなります。では使い方を見ていきましょう。

まず、対象の画像形式をIrfanViewに関連付けしておく必要があるので、上部メニューの「オプション」から「関連付けの設定」より進んだ先の設定ページで、対象の画像形式とIrfanViewを関連付けるように設定しておきましょう。これだけで、普通に使うことができます。

では、さらに便利な機能についても幾つか紹介をします。

ファイルから「サムネイル」を選択、対象フォルダの画像をサムネイル形式で一覧することが可能です。より拡大して見たい場合、対象のサムネイルをダブルクリックしましょう。

ファイルから「形式／名前の一括変換」を選択、指定フォルダ内の画像に対してファイル名や保存形式などを一括変換することが可能です。また、詳細設定からはリサイズや回転、ガンマ補正など、非常に高度な画像処理を組み合わせることも可能です。

編集から「パノラマ画像の作成」を選択、複数の画像を連結させて一枚の大きな画像を作成することができます。

画像から「フィルター」メニューから、モザイクや点描、エンボスなど、高度な画像フィルターを選択、表示画像に適用することができます。

IrfanViewはあくまで画像を閲覧するためのソフトですが、その編集機能は非常に高度なものです。本格的なレタッチ処理には流石に力不足なものの、ちょっと画像の大きさを変えたい！といった軽い用途では大きな力を発揮するでしょう。

IrfanViewの日本語版のインストール方法は非常に簡単ですので、見てきましょう。

公式ページにアクセスし、本体セットアップファイルと日本語化ファイルの二つをダウンロードします。
本体セットアップファイルはトップページにあるメニューの「Download」を選択。日本語化ファイルは「IrfanView languages」よりそれぞれ入手できます。
各ファイルをダウンロードし、次はインストールです。
本体セットアップファイルを起動させ、画面に従えばインストール完了です。
次は日本語化ファイルのインストールです。
インストーラーを起動させ「Install」ボタンを押すだけでOKです。

補足ですが、日本語化ファイルはzip版ではなく、installer版をダウンロードしましょう。

また、本体セットアップファイルをインストールする際は、初期設定に関しては基本的にデフォルトのままで問題はありませんが、途中、拡張子とチェックボックスがずらりと並んだページが現れたら「Images only」を選びましょう。

インストールが終わったら、IrfanViewを起動してみると初回起動時点ではメニューが英語のままなので、上部メニューの「Options」から「change language」と進み、表示された設定ページでは「JAPANESE.DLL」を選択、OKを押してください。

これで、各メニューが日本語に変わるはずです。